ピン札の入手方法をご紹介!交換場所と土日の対策も解説

ピン札の入手方法をご紹介!交換場所と土日の対策も解説

結婚式などのイベントで「ピン札」が必要になることがあります。
手元にピン札がなくて困ったことはありませんか?

 

最近ではキャッシュレス決済が普及しており、現金を使う機会が少なくなっています。
日常的に現金を持ち歩いている人でも、銀行で両替したり、出金時にピン札を指定しない限り、ピン札を手に入れるのは難しいものです。

 

この記事では、旧札をピン札に交換する方法や交換できる場所、金融機関が閉まっている土日に交換する方法について詳しく解説します。

 

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目次

ピン札が求められる場面とは?

誰かにお金を渡す際、普段使っている「旧札」ではなく「ピン札」を使うのが一般的です。
これは「心遣い」や「マナー」としての意味があります。
特に心遣いが求められるのは、お祝い事の場面です。
ご祝儀を渡す際には、通常ピン札を使います。

 

ピン札を用意する理由はいくつかありますが、具体的な理由は明確ではありません。
ピン札は日常生活で手に入りにくいため、準備したことが「お祝い事を楽しみにしていた」という意思表示になります。
手間をかけて準備したピン札を使うことで、相手への細やかな気遣いが伝わるため、ご祝儀でのピン札使用がマナーとなっています。

 

ご祝儀を渡す機会としては、結婚式、七五三、出産、入学、就職、栄転、新築などの「婚礼」や「人生の節目のお祝い」が挙げられます。

お年玉や立替金もピン札で渡す

お祝い事のご祝儀だけでなく、お年玉や立替金の支払いもできる限りピン札で用意するのが良いとされています。
旧札よりピン札の方が見栄えが良く、準備してピン札を用意したことが相手に伝わります。

 

お年玉であればお祝いの気持ちが、立替金であれば感謝の気持ちがしっかりと相手に伝わります。
旧札よりピン札で渡す方が、繊細な心遣いが伝わりやすい場面は多いです。

弔事ではピン札を避ける

ピン札を避けた方が良い場面もあります。それはお葬式やお通夜のお香典などの「弔事」の場面です。
弔事では、使用済みで折り目やしわのある旧札を使うのが礼儀とされています。
ピン札を使うと「あらかじめ準備していました」と受け取られ、「不幸を予想していた」と思われかねません。

 

旧札を使うことで「急な訃報に対応しました」という意思表示になります。
そのため、弔事では旧札を使うのが適切なマナーとされています。

 

新札・新券・ピン札の違いとは

「新札」という言葉に似た「新券」や「ピン札」という言葉があります。
これらは広義では同じような意味を持ちますが、大辞林第四版によると、微妙な違いがあります。

新札

新たに発行された紙幣。
まだ折り目などのついていない新しい紙幣。新券やピン札とも。

新券

発行後、初めて使われる紙幣。新札と同義。

ピン札

俗に、ピンとした新しい紙幣を指す言葉。新札のこと。
辞書によって解釈や定義に若干の違いがありますが、基本的にはこれらの言葉は大きな違いはないと考えてよいでしょう。

 

新札への交換方法と手数料

郵便局(ゆうちょ銀行)の窓口で交換する場合
郵便局では基本的に新札への両替は行っていません。

 

ゆうちょ銀行は郵便局の貯金窓口と一緒に設置されていることが多いですが、通常業務としては日本国内の硬貨や紙幣の両替を行っていません。

 

ただし、郵便局やゆうちょ銀行の支店によっては、サービスの一環として新札へ両替してくれる場合もあります。
その場合でも、サービスとして対応してくれるため、数万円から10万円程度に留めておくのが良いでしょう。

 

ちなみに、ゆうちょ銀行で紙幣を指定する場合、51枚以上になると手数料がかかります。
大量の紙幣を新札に交換したい場合は、事前に確認することをおすすめします。
参考:株式会社ゆうちょ銀行「金種指定料金の新設」

銀行の窓口で交換する場合

新札への交換手数料は銀行によって異なりますが、多くの銀行では口座を持っている場合、1日あたり10枚程度まで無料で交換してくれます。
例えば三菱UFJ銀行の場合、窓口で新札に両替する際の手数料は以下の通りです。

 

枚数
両替手数料(税込み)
1~10枚
三菱UFJ銀行に口座がある場合:無料
口座がない場合:550円

 

11~500枚
770円

 

501枚以上
500枚ごとに550円加算

 

現金を扱う窓口の営業時間は平日の9時~15時です。窓口で手続きする場合は両替用の書類に必要事項を記入し、窓口に提出します。

 

口座を持っている場合はキャッシュカードまたは通帳を提示する必要があります。
口座保有者の両替手数料が無料になるのは、一人1日1回10枚までです。

 

参考:株式会社三菱UFJ銀行「その他手数料」

銀行の両替機で交換する場合

銀行には両替機が設置されている店舗もあり、新札に交換できます。
両替機を利用するには、その銀行のキャッシュカードや両替機専用カードが必要な場合があります。
多くの銀行では、10枚までなら無料で交換できることが多いです。

三菱UFJ銀行の両替機手数料

枚数 手数料(税込み、1件当たり)
キャッシュカード
1~10枚 無料
11~500枚 取り扱い不可
501~1,000枚 取り扱い不可

両替機の営業時間は平日の9時~15時です。両替機が設置されていない店舗もあるため、事前にホームページや電話で確認しておくと良いでしょう。
両替機での手数料の算定基準は、両替後の枚数に基づきます。

キャッシュカードの場合は1日1回10枚まで、それ以上の場合は両替機専用カードが必要です。
両替機専用カードは手数料をチャージして利用し、1回あたり投入できる紙幣は20枚までとなっています。
詳細は銀行窓口で確認してください。

土日に新札を手に入れる方法

銀行で新札に交換するのが最も確実ですが、平日は仕事で行けないという方も多いでしょう。
ここでは、平日に新札に交換できず、土日に急遽必要になった場合の対策を紹介します。

結婚式場やホテルで交換

結婚式に出席する場合、会場の結婚式場やホテルの受付で新札に交換してもらえることがあります。交換可能かどうか事前に確認しておくのが良いでしょう。なお、会場で新札を受け取る際は、ご祝儀袋に名前を記入して準備しておくことも忘れずに。

銀行やコンビニのATMを利用する

ATMで預金を引き出す際に、新札が出ることを期待してみるのも一つの方法です。土日祝日はATMの利用手数料がかかる場合がありますし、何度試しても新札が出ないこともあります。他の利用者に迷惑をかけないよう、ATMの長時間使用は避けましょう。

家族や友人から借りる

身近な家族や友人に新札を持っていないか相談してみるのも手です。几帳面な人なら、新札を常備しているかもしれません。事情を話せば、旧札と交換してくれたり、貸してくれたりするかもしれません。突然のお願いは相手を困らせることもあるため、余裕を持って相談することをおすすめします。

新札は銀行での交換が確実!郵便局では事前確認が必要

新札を手に入れるには、平日に銀行の窓口や両替機で交換するのが最も確実です。手数料は枚数や条件によって異なりますが、新札を確実に入手できます。平日に行けず、土日に新札が必要な場合は、結婚式場や家族・友人に相談するのも良いでしょう。

 

ATMで新札が出るか試す方法もありますが、確実ではないため、最終手段として考えましょう。
結婚式やお祝いの予定が分かった時点で、早めに新札を準備しておくのが一番です。
計画的に準備し、余裕を持って新札を手に入れましょう。

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