失くした物を見つける時は、突然訪れますので脳も冷静でいられなくなります。
特に時間のない時は、パニックになってしまうほどです。
鍵やスマホ、イヤリング、時計、メガネ、財布、免許証、パスポート、大事な宿題や書類など、さまざまな場面で消えていくことはあります。
家の中でなくした場合、第三者やペットが持ち出さない限り、必ずどこかにあります。
この記事ではそんな困った時間を解決する方法をご紹介します。
探し物を見つけるための心構え
落ち着くことが最優先
最初にするべきは落ち着くことです。「ない！」と焦ると見つかる物も見つかりません。
ストレスがかかると、人は通常ならしないような判断ミスをしてしまいます。
深呼吸をして心を落ち着けると、酸素が脳に行き渡り、冷静になります。
最後に使った時を思い出す
まず、失くした物を最後に使った時を思い出してください。
最後に目にしたのはいつか、使ったのはいつだったのかを考えます。
静かな場所で目を閉じ、名探偵のように論理的に考えてみましょう。
物によって失くす場所はある程度限られます。鍵なら前夜の帰宅時、老眼鏡なら読書時、パスポートなら最近の旅行時の荷物に入っているかもしれません。
外で失くした可能性がある場合は、同行者にも確認してみてください。
頭をクリアにする
深呼吸をした後、頭を空っぽにしてください。雑念が多いと探し物に集中できません。
焦っても物は見つかりません。頭の中を真っ白にし、すべての雑念を手放します。
必要なら、3分間瞑想をしても構いません。探し始める前に心を完全に落ち着けることが見つけるコツです。パニックになって青ざめていると見つかりにくくなります。
ありそうな場所をリストアップ
まず、最後に使った場所や今ありそうな場所を紙に書き出します。
紛失物によっては、絶対に存在しない場所もあります。
そういった場所を探すのは最後にしてください。
例えば、車の鍵なら玄関、リビング、トイレ、洗面台、自分の部屋などをリストアップします。急いでいる場合は別の手段で目的地に行き、落ち着いてから探し直しましょう。リストを作ることで「そういえばあそこに置いた」と思い出すこともあります。直前の行動から再現する方法もおすすめです。
ありそうな場所を順番に探す
リストを作成したら、順番に探し始めます。見つからないのは探し方が甘いからです。
鍵や財布などはいつも置いている場所にあることが多いです。
最初は見えなくても、後で冷静に探すと見つかることがよくあります。
例えば、老眼鏡が額にあったり、電子辞書が机の上にあったりします。
探す際は落ち着いて、あらゆる可能性を考慮しましょう。新聞の間や何かの下、家具の隙間なども丁寧に探してください。
探すときは偏見を持たない
探し物をする際には、冷静でいることが大切です。
また、思い込みを捨てることも重要です。強い思い込みは見つける妨げになります。
意外な場所を確認する
普段は置かない場所に物を置いてしまったかもしれません。例えば、キッチンやトイレなど、普段使わない場所にも目を向けてみてください。私はよくバスルームにメガネを置き忘れてしまい、リビングで探していることがあります。
また、鍵をいつもはデスクに置くのに、途中で家族に呼ばれてキッチンに置いてしまうこともあります。人がよく通る場所や普段置かない場所を探してみてください。
他人が持っている可能性も考える
探しても見つからない場合、他人が持っている可能性も考えましょう。自分の物だと思っていても、誰かが持っているかもしれません。例えば、本や書類が他の人に渡っている可能性があります。借りたつもりの本が実は返却済みで、他の誰かが持っていることもあります。また、家族が勝手に持って行ったり、奥さんが整理してくれた場合も考えられます。心当たりのある人に確認してみてください。
休息を取り、脳をリフレッシュする
それでも見つからない場合は、探索を一旦中断し、リラックスするのが良いでしょう。
脳と体を休めることで、翌朝には新たな発見があるかもしれません。
眠っている間に脳が情報を整理し、目覚めたときに「そういえば、あそこに置いたんだ」と思い出すことがあります。
掃除や整理整頓を試みる
ここまできても見つからない場合は、探し物をするのを一旦止めて掃除を始めるのも一つの方法です。物が多すぎると、失くした物が見つけにくくなります。掃除や整理整頓を行うことで、見えない場所に隠れていた物が見つかるかもしれません。
物を整理することで、失くした物が発見できる可能性があります。冷静に、かつ客観的に探すことが大切です。それでも見つからない場合は、潔く諦めるのも選択肢の一つです。多くの物は再度手に入れることができるからです。
まとめ
探し物を見つけるためのステップを順に試すことで、失くしたアイテムを見つける可能性が高まります。まず、冷静になることが重要です。パニックになると判断力が鈍り、物を見つけるのが難しくなります。次に、頭をクリアにし、最後に使った場所やありそうな場所を思い出しましょう。
探し物が見つからない場合は、普段置かない場所や他人が持っている可能性も考慮してみてください。それでも見つからない場合は、脳を休めるために一度探索を中断し、リフレッシュするのが良いでしょう。最後に、掃除や整理整頓を行うことで、意外な場所に隠れている可能性のある物を発見できるかもしれません。
失くした物を見つけるための最も重要なポイントは、冷静で客観的に探すことです。それでも見つからない場合は、無理に探し続けるよりも、新たに手に入れる方法を考えるのも一つの手です。