【一心同体(いっしんどうたい)とは?】言葉の意味

一心同体とは

「一心同体」について

「一心同体」という表現は、いっしんどうたいと読み、人々が思考や動作で一つに結束する状況を指します。
この語句は、心が一つに結びつき、身体もまた同様に一つであるかのような深い連携を意味しています。

「一心」とは一つの心を、「同体」とは同じ身体を意味し、これらが合わさって、人々の思考や行動が完全に同調し、心と身体が一体となっている状態を示します。
誤った表記、例えば「一身同体」や「一心一体」としてしまわないよう注意が必要です。

この概念の適用例として、「夫婦であるからと言って、すべての生活が一心同体であるとは限らない」というものがあります。

つまり、人々が一つになる特定の状況を説明するのに適しています。

逆の意味を持つ言葉としては、「十人十色」があります。これは、個々人の考えや性格がそれぞれ独自であることを示しており、「一心同体」と対照的な概念です。

一心同体の例文

・チーム全員が目標達成に向けて一心同体となり、難しいプロジェクトも成功に導いた。
・演奏会での彼らのパフォーマンスは完璧で、一心同体の息の合った演奏に観客は魅了された。
・災害時において、地域住民が一心同体となり、互いに支え合う姿は大きな感動を呼んだ。
・スポーツチームが一心同体となって戦う姿は、多くのファンに感動を与える。
・成功を収めた企業の背景には、従業員が目標に向かって一心同体となる強い結束力があった。

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