【共にと供にの違い】それぞれの使い方

共にと供にのちがい

「共」と「供」は、日本語の漢字ですが、それぞれ異なる意味を持ち、使われる文脈も異なります。
両者ともに「とも」と読みますが、その使い方には重要な違いがあります。

目次

「共」について

同じ状態や種類であることを示す言葉です。また、何かを一緒に行う際にも使用されます。
例えば、共働きは夫婦やパートナーが一緒に働くことを指し、共食いは複数の生物が同じ食べ物を食べることを表します。
名実共に優れているという表現では、名前と実際の実力がともに優れていることを強調します。

共の例文

・彼らは共に大学に通っています。
・この二つのアイデアを共に組み合わせることができます。
・私たちは共に成功を追求しています。
・彼の喜びは共に私の恥ずかしさも伴いました。
・彼らは名実共にチームの中で一番優れています。
・三人共合格したことで、皆喜んでいます。

 

「供」について

主人や上司などの人に従うことや、従者を指す言葉です。
お供をするとは、主要な人物に付き従う行為であり、供を引き連れる場合は、従者を一緒に連れてくることを指します。

供の例文

・彼女は上司のお供で会議に出席しました。
・彼は大統領の供を務めています。
・お供をしていただけますか?
・彼は出張中に家族を供に連れて行きました。

これらの漢字は、同じ読み方を持つものの、意味や文脈においては異なる用途で使用されます。

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